こんにちは。
バラエティー番組で誕生した芸人による音楽グループが世間の注目を集め、本物のアーティストさながらブレイクするということは昔からよくありました。
最近、バラエティー番組有吉の壁のコーナーでブレイクし音楽番組へ出演したグループがいます。
そのグループは「美炎‐BIEN‐」。
バラエティー番組で誕生したとはいえ完成度が高く、ビジュアル系バンドのファンからも一目置かれている存在です。
今回はそんな美炎‐BIEN‐について調べてみました。
有吉の壁でブレイク!?「美炎‐BIEN‐」
有吉の壁の数ある人気企画の中の「バズりそうなアーティスト選手権」は有吉の壁芸人がアーティストになりきって、オリジナルの曲を発表するコーナー。
このコーナーで実際本当にバズってしまうグループもおり、このコーナーの人気グループが集結し武道館で音楽ライブが開催されるなどお笑いの枠を超え本物のアーティストさながらの人気ぶりで、美炎の曲は音楽サービスで配信されるなど特に人気です。
そんな人気グループのひとつ「美炎‐BIEN‐」はお笑いコンビ「チョコレートプラネット」と、お笑いトリオ「パンサー」の向井さんと菅さんの4人で結成された、鼻詰まってる系ヴィジュアルバンドです。
このバンドが「よく作りこまれている」と高評価で、歌唱力が高いと話題のチョコプラ長田さんがボーカルを務めておりそこにも注目が集まっています。
バンド名「美炎」は「鼻炎」と意味がかかっていて、メンバーは全員鼻炎で常に鼻にティッシュを丸めたものを詰めています。
メンバーのビジュアルが、全員本物のビジュアル系バンドにいそうなほど完成度が高いそうでそれぞれ似ているアーティストがいるとの声がSNSで多く見られました。
美炎‐BIEN‐デビュー曲「鼻吹雪」
はじめてコーナーに美炎が登場したのは2021年2月。
そのとき披露した曲は美炎の記念すべきデビュー曲となりました。
「鼻吹雪」というその曲はサビの部分になるとメンバーが全員ティッシュペーパーを箱から1枚づつ取り出し宙に放つという演出です。
ギター本体にティッシュ箱が取り付けられていたり、ボーカルはマイクスタンドに、ドラムのセットにもティッシュ箱がつけられていて各々そこからティッシュを出しています。
歌詞も鼻炎にかかっている歌詞で本当によく作りこまれています。
かんで かんで かんで かんで 神祭り
かんで かんで かんで かぶれて 紙吹雪
My life can’t live without peper
Seal my nose, solid my nose
完成度の高さに有吉さんも「オリジナルだからすごい」と絶賛していました。
SNSでも話題となりファンになってしまったという声も見られました。
炎‐BIEN‐新曲「鼻水木」
待望の2曲目は「鼻水木」という曲で、イメージカラーを青に変えて登場しました。
この曲は水がテーマで、サビの部分ではメンバーが霧吹きで宙に水を振りまくというパフォーマンスがあります。
そのあと、恒例のティッシュペーパーを宙に舞わせるパフォーマンスもします。
湧き出る水が溢れいて 流れる水が煌めいて
貴方を伝う 水時雨れ
ミズハノメいて 花水木
follow me follow me 花水は流れ
yourself yourself 潤う(セレブ)の紙で
runny nose runny nose 今宵は溢れ水祭り
チョコプラのカラオケのコントにもある当て字がここでも活きてきていて、潤うと書いてセレブと読むのが個人的にツボでした。
美炎のメンバーの名前は?
メンバーの名前もしっかり作られていて、鼻炎に関する名前になっています。
メンバーの名前はすべてチョコプラの長田さんが考えたそうです。
メイクリストさんにメイクをしてもらう際にも、自分のみならずほかのメンバーのメイクにも指示を出していたそうで長田さんの練りに練られた構想があるようです。
・ボーカル「KUSHAMI」
チョコプラの長田さんが演じています。
常にティッシュを丸めたものを鼻に詰めているので歌う際に鼻声になっていますが、長田さんの歌唱力はここでも活かされていてしっかりとビジュアルバンド風の歌い方をしています。
・ギター「ZUMARI」
パンサーの向井さんが演じています。
金髪の長髪のかつらをかぶっていますが、向井さんは顔の造形が美形なのでとても似合っていて本当にビジュアル系バンドにいて売れてそうな雰囲気があります。
・ベース「DUST」
パンサーの菅さんが演じています。
菅さんは元々長髪なので地毛でかつらはかぶっていないように見えます。
・ドラム「KAFUN」
チョコプラの松尾さんが演じていて、髪の色が鼻吹雪では赤色、鼻水木では青色に変化しています。
唇が白色のメイクですが、これも長田さんが指示して白色になったそうです。
パンサー尾形だけメンバーではないのはなぜ?
美炎はチョコプラの二人と、本来はトリオのパンサーがなぜか尾形さんだけいないという違和感があります。
これにはヒットメーカー長田さんの考えがあったらしく、あえて尾形さんを入れなかったそうです。
あえて尾形さんを入れないことでネタになったり、ファンの間で色々な考察が生まれるといった狙いがあったようでこれには向井さんも長田さんに対して「すごい、さすが」と尊敬している様子でした。
実際動画のコメント欄などで色々な考察が広がっており長田さんの戦略が見事に成功しています。
美炎がヒットしたのには長田さんの見事な戦略とヒットを生み出し続ける、時代を見通す力があったからこそだと思います。
美炎の曲はチョコプラ長田が作詞作曲?
この企画自体、芸人が自分たちで考えて自分たちをプロデュースする企画です。
美炎は長田さんが考え、歌詞も長田さんが考えたそうです。
しかし完全な作曲まではできないのではないかと思います。
ほかの芸人さんもオリジナルで曲を作っていますがおそらくこの企画専用の作曲家の方がいて、打ち合わせなどをして曲が完成するのではないかと思います。
音楽番組バズリズムに美炎が登場!?
有吉の壁と同じ日本テレビ系の音楽番組「バズリズム02」に美炎がアーティストとして登場しました。
有吉の壁公式YouTubeでは番組出演の裏側に密着した動画や、鼻吹雪歌唱動画が投稿されています。
バズリズムは普段は本物のアーティストが出演し、バカリズムさんとトークしたり歌を披露するれっきとした音楽番組です。
バラエティー番組で生まれたバンドが実際音楽番組に出演することはすごいことですし、それほど世間の注目を集めているということでしょう。
まとめ
ちなみに、美炎のファンの人達のことを「慢性美炎」と呼ぶそうで、これも長田さんが考えたそうです。
もしあるとすれば次の曲も楽しみですね。
笑いの要素もあり、完成度が高いので音楽としても楽しめる美炎をこれからも応援していきたいです!
- 美炎‐BIEN‐のデビュー曲は鼻吹雪、2曲目は鼻水木
- 美炎はチョコプラ長田さんが主導
- 美炎のメンバー名は鼻炎に関する名前
- 美炎は音楽番組にも出演した
最後までご覧いただきありがとうございました。