中学校の同級生同士のコンビ「ガクテンソク」。
THE SECOND~漫才トーナメント~2024で優勝しブレイク中です。
決勝で獲得した294点は大会史上最高得点で、漫才には定評があります。
メディアへの露出も急増しており、奥田さんのおしゃべりな部分などがイジラれている場面もよく見かけます。
今回はガクテンソクがTHE SECONDで披露したネタや、M-1グランプリの戦歴などをまとめました。
ガクテンソクがTHE SECONDで優勝!
ガクテンソクはTHE SECOND~漫才トーナメント~2024にて見事優勝しました!
THE SECONDは結成16年以上のベテラン漫才師の賞レースで、今年で2回目の開催となりました。
ガクテンソクは結成18年で見事優勝し、2代目王者となり今大忙しのコンビとなっています。
M-1グランプリが結成15年以下のコンビを対象にしており、16年目になってしまうと出場できなくなるのが常識でしたがTHE SECONDが開催されるようになったてからは、ベテラン漫才師にもブレイクのチャンスが与えられるようになりました。
ガクテンソクもM-1グランプリのラストイヤーを2020年に終えていました。
売れないなどと言われていましたがTHE SECONDで優勝し、メディアへの露出も急増。
ベテランにもチャンスが与えられ、漫才師のすごさを改めて実感できる最高の大会だと思います!
ガクテンソクがザ・セカンドで披露したネタは?
そんなガクテンソクが優勝することのできた漫才1本目は「国分寺」。
東京進出してきてよじょうさんが国文寺住んでいることを、いじったような漫才。
このネタはインパクトがあったようで、THE SECOND終了後の検索ワードとしても急上昇してきました。
奥田さんの「郊外に住んで都内で働くのは転勤」というような国分寺いじりが面白かったです。
2本目のネタは「プロポーズと副業」。
前半はよじょうさんが奥さんに変なプロポーズをしたという漫才。
後半から副業のネタに入り、よじょうさんが思いついたという怪しい副業についての漫才。
明らかに今ある犯罪だろとツッコミたくなる「親ネズミ」「子ネズミ」などのワードが面白かったです。
このように、前半と後半で分けられるネタといくつか持っており、組み替えてその時々で披露するのだとか!天才!
決勝のネタは「サプライズパーティー」。
ガクテンソクは大会側に5本の漫才を提出していたといい、そのときの状況を見てやるネタを決めたそうです。
これは普段の舞台でも同じことで、前の人のネタを見てやるネタを決めるのと同じなのだそう。
3本まで絞り、一番自信のある「副業」のネタをしようとしたところ金属バットが高得点を出したためこれは金属バットと当たったとき用にとっておこうとなったそう。
対戦相手の漫才を分析し、ネタを決めたそうです。
どのネタも準備ができていたそうで、これがベテラン漫才師のすごさなのだと感動しました。
その時の状況を分析し、仕上がったネタがいくつかありそれがすぐできるってコンビとしての連携もすごい。
これは舞台にたくさん立ってきた芸人にしかできないことだと思います。
ガクテンソクはどんな漫才をする?ネタは?
ガクテンソクの漫才は正統派のしゃべくり漫才と言われています。
東京にきてからはツッコミ方を変えているようで、大阪では強くツッコんでいたのも東京では呆れたような諦めたような感じも出すようにしたのだとか。
知らない人が強くツッコんでいても偉そうに見えてなかなか笑ってもらえないそうです。
本当に分析がすごすぎて、実力派と言われる理由も分かりますね!
ガクテンソクのM-1グランプリの戦歴
ガクテンソクは2005年に結成され、その年にアマチュアながらM-1グランプリで準決勝を果たしていました!
その後オーディションを受け吉本興業に所属になりました。
結成当初から頭角を現していたガクテンソクの戦歴を見てみましょう。
- 2005年 準決勝進出
- 2006~2010年 3回戦進出
- 2015年 準決勝進出
- 2016年 準決勝進出
- 2017年 準々決勝進出
- 2018年 準々決勝進出
- 2019年 3回戦進出
- 2020年 準決勝進出
2020年のラストイヤーは敗者復活戦で4位という結果に終わっています。
意外に一度も決勝に進出したことはないようです。
過去には解散の危機もありながら、今まで舞台に立ち続けてきた結果がTHE SECOND優勝。
数々のベテラン漫才師の頂点に立ったという事実は一生ものなのではないでしょうか。
まとめ
ガクテンソクの漫才や戦歴などについてまとめました。
THE SECONDが始まってから、幅広い芸人さんたちへのチャンスが増えこれからも続いていってほしいと思います。
改めて漫才師のすごさや、苦労が垣間見えてとてもいい大会なのではないでしょうか。
今回優勝したガクテンソクの活躍を心から願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。